活動内容
1.アロマアーチスト養成講座の定期開催
協会創始者である鎌江真五(当協会顧問・公認講師)は、長年にわたり、東洋医学と西洋医学の協調診療に従事した経験から、東洋思想・医学をバックボーンとした芳香芸術論を提唱しています。そのカリキュラム化により、当協会の主要講座である《アロマアーチスト養成講座》が開催されています。
2.アロマアーチスト・ディプロマ(認定証)授与
養成講座を修了し、アロマアーチスト認定試験に合格されますと、アロマアーチストのディプロマが授与され、アロマアーチストの資格呼称が協会公認されます。なお、この呼称は《商標登録》されており、合格者のみに使用許可されます。この名称が行政的に公認されたということは、その名称に代表される業務内容が他に類のない、また社会的に実体性のあることを意味し、新たな職域を生む可能性を示唆しています。また、《アロマアーチスト》という名称は、関連法規(医師法・薬事法)的にも合法性があるものです。
3.研究チーム・諸講座による研究・研修活動
アロマアーチストのディプロマを取得されたのち、会員になられますと、さらなる研修のために研究チームに所属していただくことができます。また、さまざまな卒後研修講座、タイムリーな話題講座が随時設けられており、会員特典にて受講いただけます。最近では、日本の芳香伝統である「香道」を新たな観点から学ぶ《新香道講座》(全4回)がスタートされ、好評をいただいています。また、従来ともすれば香りといえば精油中心であったのですが、当協会では最近注目されているハイドロ・ゾルや、最新の蒸留技術である真空蒸留による精油(ハイドロ・エッセンス)、さらに香材の原点である天然粉末香料を重視し、独自の調香理論・鑑賞(聞香)術を駆使した芳香芸術の諸活動を行っています。また、この研究活動を活性化し、自主的に行うために、協会独自に講師陣を養成しています。
4.香りの公共性を重視した日常活動
当協会は、香りは単に個人の趣味の問題ではなく、外食産業における着香料薬害の深刻化、嗅覚障害症の増大、合成香料の魚類生態系汚染問題などの社会環境問題でもあるという基本的立場から、香りの公共性を重視し、身の回りから合成香料を「買わない」「使わない」「勧めない」という運動を日常化する活動を励行しています。それにより、いま起きているさまざまな社会問題(ニートの増加、電磁波過敏症、生きがい喪失の鬱病、倫理観の欠如した青少年問題)に少しでも等身大の解決策が見出せるように共同して努力しています。なお、協会組織の運営は、〈民主〉〈自主〉〈公開〉の民主組織運営の3原則に留意し、絶えず改善に努力しています。
5.出版活動
当協会では協会活動の活性化、会員の研鑽、研究チームの発表、情報交換、親睦などを目的に、定期的に会報を発行しています(現在年1回)。その他、通信発行年5回。今後、研究チームによる小冊子の発行も予定されています。